2017年09月05日
電機連合「2017平和行動in広島」
日時:2017年8月4日(金)~8月6日(日)
場所:広島県広島市
参加者:日本航空電子工業労働組合 三宅、 三菱電機労働組合本社支部 高木、
コニカミノルタ労働組合八王子・日野支部 鈴木、 SMK労働組合東京支部 杉浦
8月4日(金)~8月6日(日)の3日間、「2017平和行動in広島」が開催され、青年女性委員会からは、三宅、高木、鈴木、杉浦の4名が参加しました。
1日目の被爆者体験講話では下畑さんから14歳(中学2年生)の時の被爆体験を伺いました。当時、下畑さんは爆心地から1.2km離れた下宿先でお世話になっていたそうですが、原爆投下時には爆心地から17km離れた武器を造る工場で働いていた為、被爆から逃れたられたそうです。しかし、爆心地からの避難者の集団を見て、ただならぬ様子に途方に暮れたそうです。その後、被爆者の手当の為、近くの病院で一晩過ごし、翌日、帰路に着いたのですが、あまりにも理解を超えた状況だったため、すれ違った軍人に指摘されるまで下宿先の家が原爆によって破壊されて無くなっている事にすら気が付かなかったそうです。
2日目は広島平和記念資料館の見学では原爆投下前後の町の風景の違いや被爆者の遺品が展示してあり原爆の威力・恐ろしさを肌で感じました。その後、原爆養護ホーム「舟入むつみ園」の訪問と江田島海上自衛隊見学を行い、最後に連合主催の『連合2017 平和広島集会』へ参加しました。
最終日には、『原爆犠牲者慰霊式典』に参列し原爆が投下された午前8時15分に1分間の黙祷を捧げました。
今回の平和行動を通じて、実際に『原爆犠牲者慰霊式典』に参列したことで、改めてこの式典が世界的な規模であることや広島の方々の平和への想いを肌で感じ、非常に多くの事を学ぶことができ、大変貴重な体験となりました。
(青年女性委員 SMK労働組合 東京支部 杉浦)