2012年07月11日
福祉対策部「研修会」盲導犬デモ体験について
福祉対策部の研修活動として、宇都宮市にある東日本盲導犬協会を訪問。盲導犬をめぐる現状の把握と、アイマスクをしてのデモ体験等を行いました。
1.日時
2012年6月28日(木)10:00〜
2.場所
公益財団法人「東日本盲導犬協会」
所在:栃木県宇都宮市福岡町1285
電話:028-652-1417
3.内容
講師:東日本盲導犬協会・菅根様
講演要旨
(1)視覚障がい者は全国で30万人以上。うち盲導犬を希望する障がい者は
3千〜7千人といわれ、実際に活動している盲導犬は千頭を少し上回る程度。
東日本盲導犬協会で1年間に育てられるのは6〜7頭。
育成、訓練に時間がかかる。栃木銀行や生協など多くの企業・人に支援いただ
いている。
(2)盲導犬は売買しない。ボランテイアの協力で子犬を育て、盲導犬として適性の
ある犬(約3割)を見極めて訓練し、障がい者に貸与する。
盲導犬になれなくても、介助犬やセラピー犬として活躍できる犬は多い。
(3)街中での訓練では、市役所やデパートの協力で駐車場を借り、歩道、店舗内で
の訓練を行っている。
無料で車を止められる場所は少ない。協力が得られれば助かる。
(4)盲導犬は10歳で引退。引退した犬はリタイア犬ボランティアに引き取られる。
4.参加
地協福対部員8名
※参加された部員の皆さん、お疲れ様でした。