2018年01月01日
「土屋議長 新春のご挨拶」
~ 新年あけましておめでとうございます ~
2018年春闘は、統一闘争の波にのって、勝ち取ろう!
「石上としお」参議院議員の当選に向けて、共に頑張ろう!
電機連合の各種共済の取り組み推進で、目標達成をしよう!
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電機埼玉地協加盟組織組合員のみなさまには、2018年の幕開けを健やかにお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
日本経済について、景気拡大期間は昨年の12月で61カ月となり高度成長期のいざなぎ景気を超え戦後2番目の長さとなることが確実となります。
電機連合加盟組合企業の2017年度見通しでも、大半の企業が増収増益を見込んでおり、全体的に業績は上向きの傾向にあります。また、東京株式市場での日経平均株価は2万円台となりバブル経済崩壊後の高値を超えました。
雇用環境面では、生産年齢人口(15~64歳)が390万人減少する中で、女性就業が目覚ましく増加したことと高卒・大卒の就職率も26年ぶりの高水準になるなど1974年1月以来の高水準となり、正社員の有効求人倍率は統計開始(2004年)以来初めて1倍を超え好転しています。
この様な状況の中で2018春闘が始まります。既に電機連合の方針が決定し第104回中央委員会に向けて本部中執による議案説明やオルグが実施されています。1月8日の役員研修会では山鹿書記次長による議案説明があり、正式には第104回の中央委員会で決定されます。
過去4年連続でベア7,500円を取り組んできましたが、正直実感されている方は少ないのではないでしょうか。これを裏付けるデータとして、厚生労働省が発表した9月の「毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)」によると、物価変動の影響を除いた「実質賃金」は前年同月比で0.1%減少。4カ月連続でマイナスでした。
賃金・一時金・労協関係の中でもとりわけいちばん注目されるのは5年連続でのベア3,000円以上ではないでしょうか。これまで4年連続ベアで計7,500円の水準を取り組んできましたので、金額的には昨年同様の金額となりますが、昨年との重みが大きく違っています。本改善闘争の交渉につきましても難航が予想されますので、統一闘争での波にのって勝ち取れるように交渉をお願いしたいと思います。
昨年は第48回衆議院議員選挙が行われ、民進党から希望の党への合流、立憲民主党の結成など野党再編となり有権者の混乱を招きました。電機連合は、「浅野さとし」組織内公認候補の当選に向け苦戦を強いられながらも、北関東ブロック皆さんのご支援により比例代表として初当選を果たすことができました。改めて感謝申し上げます。
また、第104回の中央委員会では、来年の7月に予定されています第25回参議院議員選挙に向けて「石上としお」組織内公認候補として擁立し当選に向けて取り組んで行くことになります。前回の選挙とは違い議員としての活動をしながらの選挙となり厳しい選挙となることが想定されます。
「石上としお」組織内公認候補の当選に向けてのご支援ご協力をお願い致します。
最後に、改めて共済の説明をするつもりはありませんが、電機連合の各種共済が今年度も改善されます。特に若年層の加入が将来の安定した運営や更なる改善に繋がっていくものと考えます。幹事会や共済オルグで確認させていただきました取組目標達成に向け活動していただきたいと思います。
また、福祉団体である中央労働金庫、全労済は労働者のために作った福祉団体であり、電機埼玉地協として埼玉県本部常務理事、埼玉本部長のお二人をお送りだしています。今年1年精力的な取り組みを合わせてお願いします。
今年は働き方改革で労働者にとって大きく変わるかもしれません。電機連合本部・電機埼玉地協と密に連携しながら、時代に合った働きやすい環境を目指し取り組んでいただきたいと思います。
今年が皆さまにとって実り多き年となりますことをご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせて頂きます。