2021年11月20日
大阪地協役員育成プログラム Ｎｏ．１「キーコンテンツ・プログラム」を開催しました。
１１月２０日（土）にクロスウェーブ梅田で役員育成プログラムＮｏ．１「キーコンテンツ・プログラム」を開催しました。大阪地協では加盟組合のトータル的な人材育成の支援をめざして、自主・自律した労働組合を運営できる知識とスキルを身につけるための役員育成プログラムを開催しています。第１回目となる「キーコンテンツ・プログラム」では、労働組合役員に役立つスキルや労働組合の役割を中心に、新任から中堅まで幅広い層の方に受講いただける内容として実施をしました。
当日は２６名（うちＷＥＢ参加８名）に参加いただき、冒頭、中堅中小政策部 荻窪リーダーからのご挨拶を皮切りに、基調講演「私と労働組合」と題し、村田製作所グループ労働組合連合会 前会長の 白木 宏司様からこれまでの幅広いご経験から様々なエピソードや示唆に富んだお話をいただきました。続いて講義Ⅱは「電機連合の政策制度要求の取り組みについて」と題し、電機連合本部 山中書記次長より、電機連合での各省庁との協議の取り組みや組合員の声を届けることの大切さを矢田議員の取り組み事例を交えて詳しくお話いただきました。さらに講義Ⅲでは「なぜ労働組合が政治活動に取り組むのか」と題し、早稲田大学社会科学総合学術院社会科学部 教授の篠田 徹様をお招きし、様々な角度からの労働組合と政治活動の関係や、また「どういう社会で、どういうふうに生きていきたいか？」を考えてみるなど、気づきの多いお話をいただきました。最後に講義Ⅳでは「政治についてみんなで考えよう」と題し、電機連合大阪地協 嶋本議長より、労働組合の成り立ちから変遷、社会的イデオロギーの関係性といった普段なかなか学ぶことができないテーマについて分かりやすくお話いただき、改めて政治への理解を深めるとともに政治への関心を高める機会となりました。総括では中堅中小政策部 上田サブリーダーから一つ一つの講演を丁寧に振り返り、１日のカリキュラムを終了しました。
今後の役員育成プログラムは、2022年2月13日「Ｎｏ．２財務分析プログラム」、2022年5月14日「Ｎｏ．３ワークルールプログラム」、2022年6月「Ｎｏ．４ワーク・ライフ・バランスプログラム」を予定しています。大阪地協の全加盟組合役員を対象としていますので是非ご参加ください。
