2014年05月10日
役員育成プログラムNo.5を開催しました
大阪地協加盟組合役員の人材育成支援を目的とした役員育成プログラムNo.5(財務分析プログラム)が、5月10日にユニオンプラザで21名(スタッフを除く)の参加を得て開催されました。今回の主な内容は、恒例の「経営分析」でした。電機連合本部でも同様の講座を持っておられる、高千穂大学商学部石井康彦教授を講師に迎えて、「講義:財務諸表とは何か」、「演習:家電量販店の経営から学ぶ数字の動き(マネージメントゲーム)」、「演習:実際の財務諸表を分析する」の各パートをほぼ丸一日かけて学習しました。
今回のカリキュラムでもマネージメントゲームにウェイトを置いた構成内容が受講生の支持を集めました。それぞれが経営者となり、仕入れや販売などの意思決定と経営資源の投入を効率よく行い、利益をあげる仕組みを学ぶというマネージメントゲームの醍醐味を参加者全員に存分に感じて頂くことができました。
参加者からも「マネージメントゲームを通じた会社経営の疑似体験により、経営数字の動きがリアルに理解できた」、「労組役員として自社の経営数字を見る機会が増えるため、今回の研修で得た知識が早速役立つと思う」等の声が寄せられています。
また、実際の財務諸表を分析するパートでは、各参加者が持参した自社の財務諸表に基づいて、各自で主な分析ポイントを学習しました。
ほぼ一日をかけた長時間の学習にもかかわらず、受講生の集中力は最後まで途切れず、充実した研修となりました。
次回の役員育成プログラムは、6月14日(土)「No.6 ワークライフ・バランス・プログラム」となります。加盟組合役員の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。