2014年02月08日
役員育成プログラムＮｏ．４を開催しました
大阪地協では、自主・自律（自立）した組織運営をサポートするために、２０１２年度から加盟労組役員のトータル的な人材育成支援をめざして、全６回の役員育成プログラムを導入しました。２０１３年度も基本的なプログラム構成は維持しながら、一部内容を追加・変更して実施しています。さる２月８日（土）に役員育成プログラムＮｏ．４が、セミナーハウス「クロス・ウェ−ブ梅田」で２１名（スタッフを除く）の参加を得て開催されました。Ｎｏ．４は、従来の大阪地協中小労組会議を役員育成プログラムの一つとして位置づけ、「他労組を知るためのプログラム」として開催しています。
当日は、先ず講演１として、宇宙航空産業では世界有数の企業、ＩＨＩエアロスペース株式会社より営業部次長村上淳氏を迎えて「日本の技術 こうのとり」と題してご講演を頂きました。米露加日を中心に建設が進められている国際宇宙ステーションへ補給物資を運搬する日本初の国産宇宙輸送船「こうのとり」の開発ストーリーや、世界で高く評価されているその技術と実力について、映像を交えてお話しを聴かせて頂くことができました。参加者からは「宇宙航空産業の技術が実は日本の電機産業の技術に支えられているというお話では、モチベーションが上がり、大きな刺激になった」、「オールジャパンの『こうのとり』、日本の技術、ものづくりが世界に負けていないことを再認識できて、大きな自信につながった」との声が多数聞かれました。
講演２では、「労働法制の動向と２０１４年労働協約改定」について、電機連合中央執行委員労協・法規政策部長半沢美幸氏より講義頂きました。今闘争の労働協約改定要求内容の中では、「勤務間インターバル休息」に関する説明が豊富な資料とともに時間をかけて行われ、参加者の関心を集めていました。
後半は、中小労組会議でも恒例となっていた、参加者間による各単組支部の近況報告と情報交換・交流を行いました。
２０１３年度役員育成プログラムも残り２回となりました。次回は５月の「財務分析プログラム」（経営分析講座）となります。スポット参加でも大歓迎ですので、是非積極的なご参加をお願い申し上げます
◆Ｎｏ．５ ５月１０日（土）１０：００〜 ＠ユニオンプラザ３Ｆホール
「財務分析プログラム」 講師：高千穂大学商学部教授 石井 康彦氏
