2013年05月11日
ｉｉＩ（いいあい）会情報交換会を開催しました
５月１１日大阪リバーサイドホテルにてｉｉＩ会「情報交換会」を開催しました。大阪地協では地協役員や加盟組合役員を中心に政策部を設置して、地区連・地域協の枠を越えた横断的な活動を展開しています。今期より営業職分科会については、事実・情報・知識を求める（ｉｎｑｕｉｒｙ）、その手段・方法として（ｉｍｐｌｅｍｅｎｔ）、形式にこだわらない（Ｉｎｆｏｒｍａｌ）情報交換会を開催するために、その組織名称をｉｉＩ（いいあい）会に変更して活動しております。
毎回特色のあるテーマで講演会を開催し、更に参加者間の意見交換を通じて組織や職種を越えた交流を図る「情報交換会」も今年で第５回を迎えました。
外部講師を招いて開催している講演会については、今回、富士通株式会社次世代テクニカルコンピューティング開発本部本部長代理伊東広樹様をお招きして、「スーパーコンピュータが拓く未来と【京】誕生までの軌跡」と題してご講演頂きました。
ご講演では、スーパーコンピュータ「京」の利用分野の紹介のほか、開発・製造・設置の際の苦労、また、それらに関わった人員のモチベーション維持、他社の撤退・事業仕分け・東日本大震災という危機を克服し、世界最高水準の性能を達成するまでの軌跡を振り返りながら、世界第一位の高性能実現への思いを熱く語って頂きました。
２８名の参加者からは、「若手とベテランの融合、技術の見極め、思いの共有がキーワードとして印象的だった。」、「諦めず継続することの大切さとチームワークを作り上げるためのヒントを頂くことができた。」、「プロジェクトの現場に常駐する社員に対する細かな配慮に関するお話が参考になった。」、「自身の組織内で役員教育の場面で今回のお話を聞かせてみたいと感じた。」、「スペシャリスト、ピンとくる感覚、寄せ集め」が印象に残った。」、「多様な人材を如何に動かせるか、プロジェクトをやりきることの苦しさとやりがいの大きさ、反対されてもやりきる思い、尖った人材のお話や神札のエピソードも興味深かった。」などの声が寄せられています。今後もｉｉＩ会では特色のある企画を継続して実施していきますので、是非ご期待ください。
