活動紹介

2012年11月23日

役員育成プログラムNo.2を開催しました

主として中堅・中小労働組合役員を対象に人材育成支援を目的とした大阪地協役員育成プログラムNo.2(財務分析プログラム)が、11月23日にシティプラザ大阪で13名(スタッフを除く)の参加を得て開催されました。今回の主な内容は、ずばり経営分析。従来の大阪地協「経営分析講座」でお馴染みの高千穂大学商学部石井康彦教授を講師に迎えて、「講義:財務諸表とは何か」、「演習:家電量販店の経営から学ぶ数字の動き(マネージメントゲーム)」、「演習:実際の財務諸表を分析する」の各パートをほぼ丸一日かけて学習しました。

今回のカリキュラムでは、なんと言ってもマネージメントゲームが最も受講生の関心を集めました。それぞれが経営者となり、仕入れや販売などの意思決定と経営資源の投入を効率よく行い、利益をあげる仕組みを学ぶというマネージメントゲームの醍醐味を参加者全員に存分に感じて頂くことができました。
参加者からも「財務諸表上の数字の持つ意味にとどまらず、業績を上げるために何が必要なのか、また、その難しさをゲームによる疑似体験を通じて感じた。正に実践的な研修であった。」等の声が寄せられています。
また、実際の財務諸表を分析するパートでは、石井教授が事前に用意されたシャープ株式会社の決算書に基づいて主な分析ポイントを学習しました。
丸一日かけても学習内容の絶対量が多いため、後半は少しペースが速くなりましたが、それでも受講生全員の集中力は最後まで途切れることはありませんでした。「今後の労使交渉や会社への経営提言の立案・検討に役立てたい。」という感想が多くの参加者から得られた非常に充実した研修となりました。

次回の役員育成プログラムは、1月19日(土)「No.4(メンタルヘルス対策・政策制度の取り組みに関するプログラム)」となります。加盟組合役員の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
※12/1「No.3(労働法制プログラム)」は都合により延期

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