2024年10月09日
第37回定期大会開催
電機連合奈良地方協議会(以下「地協」)第37回定期大会を9月11日(水)14時00分から、奈良市の「あしびの郷」に多くのご来賓も招いて開催し、新たな方針と役員体制などについて確認されました。
冒頭、田中議長のあいさつでは、以下の項目に触れ、今後の運動の基調を共有いただきました。
《挨拶のポイント》
・能登半島地震に対するお見舞いと復旧・復興への願い(能登半島豪雨発生前)
・私たちを取り巻く環境として、《世界経済の状況》《長引く地政学的な対立・紛争》《気候変動による災害増加》
《経済格差の拡大》など、不透明感・不確実性が高まっていること
・AI・DXの進展の一方、雇用創出やプライバシー侵害などの新たなリスクが生じていること
・日本においては、超少子高齢化と労働力不足による社会の持続性に関わる深刻な課題を抱えていること
・結成70周年を迎えた電機連合として、社会的意義も踏まえた賃上げを含む労働条件の改善や産業発展への
政策制度実現の取り組みが重要であること
・新体制の中、新たな時代に相応しい労働運動を推進していくこと
具体的な運動方針としては、電機連合本部議案に沿った取り組み(労働条件の改善・政策制度の取り組み・多様性推進・労働者自主福祉の強化・中堅中小組織支援など)に加え、『奈良県における産業活性化の取り組み推進』や『奈良県版政治活動の日常化』『組合員の共感と参画による社会貢献活動』などに取り組むこと、そのためには何をおいても《役員の人材育成》が最重要課題であると確認しました。
向こう二年間、新たな体制で取り組みを進めて参りますので、ご理解とご協力、そして活動への参画をお願いいたします。