2013年01月16日
電機連合石川地方協議会「2013年新春旗開き」が開催される。
電機連合石川地方協議会は、１月１５日（火）ＡＮＡクラウンプラザホテル金沢において、「2013年新春旗開き」を開催した。「2013年新春旗開き」には、来賓として電機連合本部総合産業社会政策部門産業政策部長住川健中央執行委員、狩山久弥連合石川会長、上田弘志北陸労働金庫副理事長、中村栄一全労済石川県本部長、宮下亮石川労福協専務理事や近藤和也前衆議院議員、川裕一郎石川県議会議員、田中仁金沢市議会議員、吉田いくお白山市議会議員などの来賓と電機連合石川地方協議会構成組織から約３０名が参加し開催された。
冒頭、水上弘之議長は昨年１年を振り返り、韓国や中国との領土問題やそれによる過激なデモ、北朝鮮のミサイル発射問題など隣国との揉め事もありましたが、一方、世界一高い６３４ｍの東京スカイツリーの完成やＩＰＳ細胞の研究による山中教授のノーベル医学生理学賞の受賞、７月〜８月に開催されたロンドンオリンピックでは、石川県出身の松本選手（柔道）が金メダルを獲得し、過去最多のメダル獲得数になるなど、世界に誇れるニュースや日本選手の活躍に多くの方が盛り上がり元気を貰ったのではなかったでしょうか。
また、アメリカ、ロシア、中国、フランス、韓国、台湾など、世界各国で指導者選びが行なわれた年でもあり、ロシア、フランス、中国、韓国などで指導者が変わりました。国内でも、年末には、衆議院の解散による総選挙が行なわれました。極めて厳しい逆風の中、電機連合石川地協の推薦候補者の当選に向け、日夜取り組んでいただきました加盟組合の役員や組合員の皆さんに、改めて感謝を申し上げます。
結果としては、既にご存知の通り、石川県内では、電機連合石川地協の推薦候補のお二人は残念ながら再選を果たすことができず、民主党についても、現有の２３０議席を大きく減らす57議席となり、政権を失う結果となりました。これまで民主党を軸に進めてきた働く者の視点に立った政策・制度の実現も困難になることが予想され、極めて残念な結果ではありますが、この評価を真摯にとらえ、７月に行なわれる参議院選挙での電機連合の組織内候補者である「石上としお」氏の必勝に向けて取り組みを進めていかなければならないと思います。石川地協としても全力で臨みますので、加盟組合の皆さんにおかれましても、最後までのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
一方、当社や私たちを取り巻く環境も依然として厳しい状況が続いています。昨年12月に発表された電機中闘組合各社の2012年度通期の業績見込みでは、年初に比べ、減収見込みが２社、減益見込みが２社、減収減益見込みが5社と多くの企業で下方修正をせざるをえない状況にあり、また、構造改革費用などにより、経常利益ベースでは赤字を見込む企業が２社となっています。薄型TVや半導体などを始めとし、電機業界は、熾烈なグローバル競争を強いられ、各社、雇用の確保と企業の存続をかけ、物づくりの海外シフトや不採算事業からの撤退など、懸命な努力を行なっているところです。
労働組合の活動としても、将来を見据えた経営施策への協力は不可欠ですし、組合の視点での経営対策活動がますます重要になってきています。
時代の変化に機敏に対応するとともに、労使で知恵を出し合い、この難局を乗り切らなければならないと思いますが、そのベースにあるのが、それらに果敢に取り組んでいく「人」になります。その「人」が安心して活き活きと働けるような職場環境づくりや職場環境整備が必要です。
この2013年についても、我々を取り巻く環境は厳しく、楽観視はできませんが、日本のリーディング産業として、電機産業の発展とそこに働く私たちの「安心で豊かな暮らしの実現」に向けて精一杯組んでいきますので、変わらぬご支援、ご協力をお願いするとともに、皆様のますますのご活躍をご祈念申し上げ新年のご挨拶をされました。
その後、電機連合本部総合産業社会政策部門産業政策部長住川健中央執行委員よりご挨拶を受け、引き続き、狩山久弥連合石川会長、上田弘志北陸労働金庫副理事長、中村栄一全労済石川県本部長、2月に施行されます白山市議会議員選挙に立候補予定の吉田いくお白山市議会議員よりご挨拶をされ、宮下亮石川労福協専務理事の乾杯で賑やかな宴が始まりました。引き続き、近藤和也前衆議院議員、川裕一郎石川県議会議員、田中仁金沢市議会議員よりご挨拶を受け、アトラクションとして昨年に引き続き「新春初夢抽選会」が開催された。また、今回の抽選会にＰＦＵ労組より新発売された「スキャナ」２台の寄贈を頂き抽選会を行った。
最後に名残り惜しいが閉会の挨拶として小島俊治副議長より、第23回参議院議員選挙が予定され、初めて東芝グループ連合として「石上(いしがみ) 俊夫(としお)」氏の石川地協といたしましても、組織の総力を結集し対応してまいりますので、皆様方の絶大なるご支援をお願いし終了した。
