2012年01月06日
連合石川・石川労福協合同「2012新春の集い」開催される。
2012 新春の集いは、石川労福協と連合石川が共催して1月5日(木)ANA クラウンプラザホテル金沢において開催された。
「2012新春の集い」には、谷本正憲石川県知事らの自治体首長や国会議員などの来賓、労働者福祉事業団体、地域ライフ・サポートセンター、連合構成組織から約270名が参加した。また、電機連合石川地方協議会より坂本治路議長をはじめ7名の役員が出席した。
狩山久弥連合石川会長(労福協理事長)は、「3.11 東日本大震災の復興・再生に向けて引き続き支援行動を行っていく。日本社会が持続していくための可能性を脅かす貧困・格差問題、急速な少子高齢化による労働力供給構造の変化によって危惧される経済の縮小と社会保障制度の維持などの状況から脱するために、連合が新しい社会像として提唱する『誰もが公正な労働条件のもとで多様な働き方を通じて社会的にも経済的にも自立し共助と繋がりを強めていくとした[働くことを軸とする安心社会]』を実現していくことが必要である。
また、働く者の処遇改善に向けた2012春季生活闘争、連合組織の拡大に取り組むほか、労福協、労働者福祉事業団体と連携した『暮らしの総合サポートセンター』として労働者、退職者、高齢者との自主福祉活動を通じて生涯福祉の向上のため地域貢献をしつつ、地域社会を構成する一員として自治体と連携した活動を行い地域に根ざしていきたい。」と開会挨拶をした。また、谷本正憲石川県知事が「景気と雇用の拡大のために地域拠点の整備と企業立地の推進を進めい。」と挨拶したほか、磯部隆文石川労働局長が「求人は増えつつあるも有効求人倍率は1倍に至っておらず、また、障害者雇用の拡大にも努めていきたい。」、山野之義金沢市長が「正に行政が行うべき地域の街づくりのために労福協・連合石川と連携していきたい。」とそれぞれ来賓の挨拶があった。
このほか、田中美絵子、近藤和也の両衆議院議員、金原博民主党石川県連、盛本芳久社民党石川県連の政党代表者、連合石川法曹団を代表して北尾強也弁護士らがそれぞれ祝辞や決意を述べ、労福協・連合石川を中心とした労働者のための運動の向上・実現に向けた決意が表された。また、連合石川が推薦する県議、市議、町議の地方議員団31名を代表して田中仁金沢市議会議員が、共に連携を図り働く者の生活基盤の向上に努めたいと唱えた。
最後に、宮下亮労福協専務理事が「労働者福祉の向上のために皆さんとともに努力していきたい。」と閉会の挨拶に続き、狩山連合石川会長(石川労福協理事長)の音頭で“団結ガンバロウ”を三唱し終了した。