活動紹介

2023年04月07日

電機連合北海道地方協議会 ビジネス視察情報交換会

4月7日(金)ビジネス視察情報交換会を開催いたしました。

コロナ禍により工場見学の受け入れが出来ない等の理由により製造部会は、3年間開催されず、
各労組の皆さんからのご意見を踏まえ、これまでは製造部会という名称で行ってきましたが、
営業・情報分門の方も対象として、今年度より名称を変更し、「ビジネス視察情報交換会」と
いう名称のもと、従来の工場見学も含め、新規ビジネス・研究、北海道における取組など、
各種情報を共有しながら皆さんとの交流の場を設けていきたいと考えております。

その第1回目は、【北海道立総合研究機構、産業技術環境研究本部工場試験場】へ伺い、以下
を見学を行い、意見交換を行いました。

●施設見学・説明
 1.北海道立総合研究機構、産業技術環境研究本部工場試験場紹介
    ものづくり支援センター 技術支援部長 松浦 隆彰 様

 2.食品ロボット実証ロボ「ROBOLABO」
    産業システム部機械システムG 研究職員

 3.寒冷地ものづくりラボ「MONOLABO」
    産業システム部情報システムG 研究職員 

よりご説明をいただきながら、施設内見学をしました。


≪ROBOLABOってどんなとこ? 一部ご紹介≫

 道内食品加工メーカーにおけるロボット導入の担い手を育成するため、初となるロボットSIer
 の育成拠点として「食品ロボット実証ロボ(ROBOLABO)」を整備し、各種ロボットやセンサ等
 の実機を用いた実践的な研修を実施しているほか、製造現場のロボット導入に係る、技術相談
 や技術指導なども行っています。

 ●垂直多関節型ロボット・・・人の腕の構造に近いロボット。
 ●人協働型ロボット(双腕)・・人の上半身とほぼ同じ構造ロボット。
               単腕では不可能な複雑な作業が可能。  など


≪MONOLABOってどんなとこ? 一部ご紹介≫

 道内企業が取り組む北海道の積雪寒冷な環境に対応するⅠoT関連製品等に係る新製品・新技術
 の創出を促進するため、国内新規格対応の電波暗室やシールドルーム、JIS規格の試験が可能
 な防水試験室を完備した(MONOLABO)を整備し、平成31年4月から供用を開始しています。

 ●電波暗室、シールドルーム・・ 機器の電磁ノイズ発生量や耐性を評価。
                 静電気,BCI(ハーネス)、雷サージ等のノイズの評価。 など


その後、ホテル札幌ガーデンパレスへ移動し、ご参加いただいた方々と意見交換をしました。

今回の見学はロボットということで、電波といった部分では病院関係において役立つかも、
北海道ならではの“食”といった部分で今後役立ってくることがあるかも。
と期待や興味をもてる見学になったように思います。
今後も、ものづくりを通して、何かヒントになるような視察会を考えていけたらと思います。

今回ご参加いただきました皆さんありがとうございました。

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