2021年08月11日
電機連合 政治顧問 矢田わか子参議院議員
活動報告(8月号)をお届けします。
電機連合 政治顧問 矢田わか子参議院議員
活動報告(8月号)をお届けします。
【緊急事態宣言下での新型コロナ対策を問う】
７月１５日に内閣委員会（閉会中審査）が開催され、
新型コロナウイルス感染症対策を中心に政府の対応
について質しました。
【緊急事態宣言下における規制については
事業者に寄り添った対応を】
矢田議員：金融機関を通じた規制など、飲食店への
対応について法的根拠のある方針なのかどうかの疑
義が生じている。
なぜ政府の命に背いてでも営業を続けなければなら
ないのか、その理由について、事業者に寄り添って
聞いていただきたい。
政府：特措法にもとづく飲食店への要請が行われて
いるが、全体として強制力、抑止力が弱い中で有効
な手段としての対応であったが、かえってご不安を
与えることとなった。都道府県と連携し、有効な対
策について事業者に寄り添いながら対応していきた
い。
【子供たちの感染対策と
保護者に対する確実な支援を】
矢田議員：10代や10歳以下の感染者がじわじわと増
え続けており、家庭内感染や学校でのクラスターの
影響も懸念されている。今後、子供たちに対する感
染防止対策について、お伺いしたい。
また学級・学校閉鎖が発生したときに仕事を休まな
ければならない保護者が出てくるが、有給休付与へ
の支援制度の執行率は依然低い。対応についてお聞
かせいただきたい。
政府：基本はマスクと手洗い、消毒だと考えるが、
学校や職場における抗原検査の拡充を進めている。
首都圏・大阪を中心のモニタリングと合わせ、デル
タ株を含めた感染拡大の対策に取り組んでいく。
助成金と支援金を合わせた執行率は36.8%にとどまっ
ており、引き続き事業主に対して制度の導入に向け
た周知や働きかけを行い、支援が必要な方への支援
が行き届くように努めてまいりたい。
【感染拡大が予測される中で、
しっかりとした医療供給体制の整備を】
矢田議員：緊急事態宣言下でのオリンピック・パラ
リンピックや夏休みが始まることで人の移動が活発
になり感染拡大が予測されている。今後の医療供給
体制についての考えをお聞かせください。
政府：ワクチン接種が進み高齢者の感染者数は低い
水準で推移し、重症化の割合も抑えられている一方、
東京都では、40・50代の入院患者数、重症者数が増
えてきており、危機感を強めて医療機関への支援と
ともに病床確保について東京都と連携してしっかり
対応に努めていきたい。
【43回の質疑に立ち重要法案を審議】
１月１８日に召集された第２０４回通常国会は、１
５０日間の会期を終え、６月１６日に閉会しました。
矢田議員は、新型コロナウイルス感染症対策関連を
中心に合計４３回の質疑に立ち、国民の生命と健康、
暮らしと経済を守るために､政府の迅速な対応と支
援策の充実を求め続けました｡
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