2021年06月18日
【御礼報告】2021SAKURAプロジェクト
~アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈ろう!~
【御礼報告】2021SAKURAプロジェクト
~アフガニスタンの子どもたちに
ランドセルを贈ろう!~
今回は63個のランドセルをご提供頂きました。
皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
(2020年)55個・(2019年)52個
(2018年)50個・(2017年)66個
(2016年)25個・(2015年)52個
(2014年)38個・(2013年)42個
・・・累計:430個
電機連合千葉地方協議会としての本取り組みは、
今年で9年目となります。
(電機連合としては18年目です。)
その目的は、現地の人々の子どもの教育に対す
る意識を高めるとともに、子ども(特に女子)
が教育を受ける機会を増やすことにあります。
日本の子どもたちが、小学校入学とともにラン
ドセルを背負い通学することは日常的な光景で
すが、アフガニスタンでは、長く続いた紛争が
2001 年に終結したものの、教師や学校施設の
不足、家庭の貧困、などを理由にいまだ多くの
子どもたちが学校教育を受けられていません。
特に女性は旧タリバン政権時代に女子教育の必
要性が認められていなかったこともあり、15歳
以上の女性の非識字率は87%にのぼります。
教育を受けられないまま、そして保健や衛生に
関する知識を身につけられないまま結婚・出産
をするケースも多く、日本に比べ、妊産婦の死
亡率は90倍、5歳未満時の死亡率は60倍となって
います。
教育を受けることで救われる命がたくさんある
のです。これまでの取り組みによって、ランド
セルを男女に平等に配ることで「女の子も男の
子と同様に学校へ通うのが当たり前」という考
えが地域で根づきはじめています。
また、日本の子どもたちが6年間大事につかって
きたランドセルを贈ることで、日本の子どもたち
に海外には学校に行きたくても行けない子どもが
いることを知りまた、自分が使ってきたものが
リユース(再利用)できることを通じてモノを
大切に使うことの大事さを学ぶことにつなげて
いくことも、このキャンペーンの目指す所です。
2021年6月吉日 電機連合千葉地方協議会事務局