2017年07月13日
【報告書2】2017平和行動in沖縄
富士通パブリックソリューションズ労働組合より、1名
【報告書2】2017平和行動in沖縄
{目的}
2017平和行動in沖縄・広島・長崎・根室に
ついて、電機千葉では、戦後70年以上が経
過し、戦争体験者が減少する中で、平和の
尊さや大切さを次世代に伝えることは、
現代に生きる私たちの責務と考え、連合の
平和行動(沖縄、広島、長崎、根室)へ
役員・組合員を派遣しています。
<2017平和行動in沖縄 実施概要>
{日程}2017年6月23日(金)~25日(日)
{派遣}富士通パブリックソリューションズ
労働組合より、1名
{内容}
第1日目6月23日(金)
・平和オキナワ集会(基調講演)
・平和メッセージ
・ピースリレー
・平和アピール
第2日目6月24日(土)
・糸数壕
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/tourism/2012/06/post-9.html
・ひめゆり平和祈念資料館
http://www.himeyuri.or.jp/JP/top.html
・おきなわワールド
http://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/
・平和の礎
http://kouen.heiwa-irei-okinawa.jp/shisetsu-ishigi.html
・首里城他
http://oki-park.jp/sp/shurijo/
・連合集会(デモ行進等)
第3日目6月25日(日)
・普天間飛行場
http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/Installations/Futenma.html
・嘉手納基地
http://www.town.kadena.okinawa.jp/kadena/kadena_air_base.html
{報告}
○第1日目6月23日(金)
・平和オキナワ集会
(基調講演⇒平和メッセージ⇒
ピースリレー⇒平和アピール)
第1日目は、「2017平和オキナワ集会」に参加しまた。
第一部の基調講演では、「沖縄の縮図・ 伊江島から
学ぶ」と題して、 山城 克己氏より講演が行われま
した。伊江島の住民が経験した沖縄戦の戦中・戦後に
ついて説明していただきま。沖縄戦の実態や伊江島住
民苦難が生々しく 沖縄戦の実態や伊江島住民の苦難
が生々しく伝わる講演でした。
第二部は、平和メッセージ、ピースリレ、平和アピ
ールが行われ、沖縄の方々の平和に対する熱い思を
知り、戦争の歴史を真剣に学ばなけれらいと感じま
した。
○第2日目 6月24日(土)
・現地視察
(糸数壕⇒ひめゆりの塔⇒おきなわワールド⇒
平和の礎⇒首里城他)
・第2日目の現地視察では、糸数壕(アブチラガマ)
に入り、ガイドの方に当時の様子を解説してい
ただきました。
米軍に空気孔からガソリンと火を投げ込まれ
て焼け焦げた天井を見て、明かりが一切ない
真っ暗闇な状況を体感し、糸数壕の中が想像
以上に恐ろしい状況だったことを知りました。
次に 、ひめゆりの塔で黙とうを行い、ひめゆり
平和祈念資料館を見学しまた。
多数の資料と元ひめゆり学徒の証言映像により、
戦争の愚かさと悲惨さを知りました。
特に、本土防衛の準備が整わず沖縄戦を長引か
せる必要があるという理由から、司令官が兵士
や沖縄県住民に投降を禁じ、最後まで抵抗する
ように命令したとい事実には憤りを感じました。
平和の礎では、24万1468人の氏名が刻まれてお
り、沖縄戦で亡くなった人が非常に多いことい
ことを実感しました。
特に、沖縄戦で亡くなった沖縄県住民の多さと
沖縄県以外の46都道府県の兵士の多さに驚きま
した。おきなわワールドで昼食をとった後、
首里城を見学し、琉球王国の豊かな文化を学び
ました。連合集会とデモ行進に参加し、平和に
ついてアピールを行いました。
○第3 日目 6 月25 日(日)
・現地視察(普天間飛行場・嘉手納基地)
嘉数(かかず)高台公園の戦跡(陣地壕、トーチカ)
を見学し、嘉数高台で激しい戦闘 が行われたこと
を知りました。また、展望台から普天間飛行場を
一望 し、周囲の町が常に墜落事故の危険にさらさ
れていることを感じました。その後、嘉手納基地の
周囲をバスで巡り、「道の駅かでな」の展望台と学
習展示室を見学しました。学習展示室では、嘉手納
地区が戦前は豊かな農村で、戦後理不尽に土地を奪
われたという歴史を知ることができました。
○所感(全体を通して)
今回の活動を通じて、自分が沖縄戦の実態を全く知
らなかったことに気付きました。また、沖縄の方々
が戦争や沖縄の現状に対して憤りに似た強い思を抱
ていいることを肌身に感じました。戦争を知るため
にはめには、現地に足を運び、実際に目や耳肌で
戦争を感じる必要があると思います。伊江島や日本
や世界に残る戦跡に足を運び、人がどういがどうい
過ちを犯したのかを深く学び、私達がどう行動すべ
きかを考えたいと思います。