2017年04月27日
【御礼報告】2017SAKURAプロジェクト
今回は、63個のランドセルをご提供頂きました。
【御礼報告】2017SAKURAプロジェクト
~ アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈ろう ~
https://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/
今回は、63個のランドセルをご提供頂きました。
皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
【過去の取り組み実績】
○2016年:25個
〇2015年:52個
○2014年:38個
〇2013年:41個
千葉地方協議会としての本取り組みは、今年で5年目と
なります。(電機連合としては14年目です。)
その目的は、現地の人々の子どもの教育に対する意識を
高めるとともに、子ども(特に女子)が教育を受ける機
会を増やすことにあります。
日本の子どもたちが、小学校入学とともにランドセルを
背負い通学することは日常的な光景ですが、アフガニス
タンでは、長く続いた紛争が2001年に終結したものの、
教師や学校施設の不足、家庭の貧困、などを理由にいま
だ多くの子どもたちが学校教育を受けられていません。
特に女性は旧タリバン政権時代に女子教育の必要性が認
められていなかったこともあり、15歳以上の女性の非識
字率は87%にのぼります。教育を受けられないまま、そし
て保健や衛生に関する知識を身につけられないまま、結
婚・出産をするケースも多く、日本に比べ、妊産婦の死
亡率は90倍、5歳未満時の死亡率は60倍となっています。
教育を受けることで救われる命がたくさんあるのです。
これまでの取り組みによって、ランドセルを男女に平等
に配ることで「女の子も男の子と同様に学校へ通うのが
当たり前」という考えが地域で根づきはじめています。
また、日本の子どもたちが6年間大事につかってきたラ
ンドセルを贈ることで、日本の子どもたちに海外には
学校に行きたくても行けない子どもがいることを知り、
また、自分が使ってきたものがリユース(再利用)
できることを通じてモノを大切に使うことの大事さを
学ぶことにつなげていくことも、このキャンペーンの
目指すところです。
2017年4月吉日 電機連合千葉地方協議会 事務局