2017年03月09日
『電機連合@見える化通信』Vol.73「付加価値の適正循環で電機産業の発展を!」
『電機連合@見える化通信』Vol.73
「付加価値の適正循環で電機産業の発展を!」
電機連合の活動の中に「産業政策・社会政策」の
取り組みがあることを知っていますか?
産業政策は電機産業や日本をより豊かに発展させる
ため、社会政策は暮らしや生活をより良くするため
の取り組みです。
私たちの周りには様々な問題があり、その中には、
個別企業労使の話し合いだけでは対応しきれないも
のも多数存在します。
電機連合は働く者の立場から、自らに関係する課題
について政策・提言をまとめ、政府や省庁などと意
見交換を行い、政策実現を目指しています。
『電機連合@見える化通信』では、何となく小難し
くて見えづらい政策課題について、その中身を少し
ずつご紹介していきます。
“付加価値の適正循環で電機産業の発展を!”
電機連合は2016年闘争より、「付加価値の適正循環」
の取り組みをスタートしています。
電機産業が発展するには、一企業のみではなく、事業
や製品に関わる全ての企業の競争力を高める必要があ
ります。
そのためには、それぞれの企業で生み出される付加価
値を適正に循環させなければなりません。
○「付加価値」とは!
何らかの「もの」を使って新たな「もの」を生み出
すと、元の価値より高くなります。
このように高まった価値のことを、「価値が付加さ
れる」という意味で「付加価値」と呼びます。
企業活動で生み出される「付加価値」とは、売上の
総額から原材料費等を差し引いたものをいいます。
○「付加価値の適正循環」とは!
産業が発展するには、何より付加価値を「創出」し
増やしていく必要があります。
また、サプライチェーン(※)の各プロセス・分野
には、多くの企業が関わっていますが、それぞれの
企業が適切な付加価値を確保できるよう、適正に配
分されなければなりません。
※材料・部品調達、製造・品質管理、在庫管理、
販売、納品、保守およびそれぞれの段階での物
流等、製品の全体的な流れ。
そして、各企業は付加価値を、さらなる付加価値創
出に向けた「投資」に振り向ける必要があります。
人への投資や設備投資、研究開発投資などです。
このように、付加価値の「創出」⇒「適正配分」⇒
「投資」⇒「創出」⇒・・・、といった「循環が適
正に」なされてこそ、産業の発展があるのです。
●● 電機連合の取り組み ●●
「付加価値の適正循環」の考え方の理解促進を図ると
ともに、付加価値の「創出」「適正配分」を進める
ことで適切な付加価値を確保し、さらなる付加価値
の創出に向けた「人への投資」につなげる取り組み
を進めます。
【第48回衆議院議員選挙】
電機連合組織内公認候補「浅野さとし」
https://www.asanosatoshi.com/#page1
【電機産業で働く私たちの代表】
○衆議院議員(茨城第5区)
大畠 章宏 議員
http://www.oohata.com/
○参議院議員(比例区)
石上 俊雄 議員
http://ishigamitoshio.com/
○参議院議員(比例区)
矢田 わか子 議員
http://yatawaka.com/