2017年03月07日
〜 電機連合 政策NEWS NO.3 〜<ともに働くパートナーの 雇用の安定、均等・均衡処遇、組織化の実現を!>
〜 電機連合 政策NEWS NO.3 〜
<ともに働くパートナーの
雇用の安定、均等・均衡処遇、組織化の実現を!>
■近年、非正規労働者の「雇用の安定」と「均等・均衡
処遇の実現」を目的とした法の制定・改正が相次いで
います。
■2016年3月には、「一億総活躍国民会議」にて、総理
より非正規雇用関連法の改正準備や賃金格差に関する
ガイドライン制定の指示があったことを受け、「同一
労働同一賃金の実現に向けた検討会」が設置されました。
■検討会での議論を踏まえ、「第5回働き方改革実現会議」
では、「同一労働同一賃金ガイドライン案」が提示され
ています。
<最近の法動向>
(1)2012年 労働者派遣法の改正
(均衡待遇確保の努力義務など)
・・・労働契約法の改正(知ってますか?)
<労働契約法改正で導入された3つのルール>
◆労働契約法第18条(無期転換)
有期労働契約が繰り返し更新されて通算5年間を超えた
ときは、労働者の申込みにより無期労働契約に転換で
きるルール
◆労働契約法第19条(雇止め法理の法制化)
使用者による不合理な雇止めが認められないルール
◆労働契約法第20条(不合理な労働条件の禁止)
不合理な労働条件の相違を設けることを禁止するルール
(2)2014年 パートタイム労働法の改正
(不合理な待遇格差の禁止など)
(3)2015年 労働者派遣法の改正
(派遣期間制限の見直しなど)
同一労働同一賃金推進法の制定
(4)2016年03月
「同一労働同一賃金の実現に向けた検討会」設置
(5)2016年12月
「同一労働同一賃金ガイドライン案」提示
<今後の動向>
※ガイドライン案の位置づけを含む法改正に向けた
議論はこれから!
◆労働契約法、パートタイム労働法や労働者派遣法
の一括法改正等について、労働政策審議会で議論
される見通し
【電機連合の考え方】
(無期転換に関する基本的な考え方)
(1)無期転換者は正社員とする。
また、労働協約上の組合員とする。
(2)やむを得ず「多様な正社員区分」を設定する場合
は、下記対 応とする。
?@すべての労働条件について、正社員と不合理な
労働条件格差がないことを確認する。
?A正社員への転換をするための措置を構ずる。
?B労働協約上の組合員として会社と協議し、労働
協約を変更する。
?C組合規約改訂の機関手続きを行い、組合規約上
の組合員とする。
(働き方の多様化に対応した均等・均衡処遇の実現に
向けた基本的な考え方)
■直接雇用の非正規労働者への対応
(1)職種・職務などの仕事基準による賃金制度を整備
する。
・産業別最低賃金の適用と上回る水準の確保
・スキル・能力の高まりが賃金に反映できる昇給
制度を確立
(2)仕事の価値を評価のうえ、正社員と均等・均衡な
処遇とする。
(3)1年以上継続雇用の場合、一時金を支給すること
とし、正社員と均衡な支給基準を確立する。
(4)その他労働条件についても、均等・均衡処遇であ
ることを確認し、合理的理由のない格差がある場
合は改善をはかる
【電機連合の考え方】
●非正規労働者の「雇用の安定」と「均等・均衡処遇の
実現」には、労使の取り組みが重要です。
●電機産業で働くすべての労働者の労働条件向上と組織
化に取り組みます。
【第48回衆議院議員選挙】
電機連合組織内公認候補「浅野さとし」
https://www.asanosatoshi.com/#page1
【電機産業で働く私たちの代表】
○衆議院議員(茨城第5区)
大畠 章宏 議員
http://www.oohata.com/
○参議院議員(比例区)
石上 俊雄 議員
http://ishigamitoshio.com/
○参議院議員(比例区
矢田 わか子 議員
http://yatawaka.com/