2016年02月22日
<2016春闘:要求書を提出2/22>〜 電機連合第1回産別労使交渉 〜 http://www.jeiu.or.jp/
<2016春闘:要求書を提出2/22>
〜 電機連合第1回産別労使交渉 〜
http://www.jeiu.or.jp/
第1回産別労使交渉が2月22日17時から行われ、
電機連合からは有野委員長をはじめ、三役・
書記次長が出席しました。
経営側からは、電機・電子・情報通信産業経営
者連盟(電経連※)の5人が出席しました。
(※)http://denkeiren.com/
交渉では、電機連合より電経連に対し、今次闘
争の「要求書」を提出し、要求に対する経営側
の見解を求めました。
デフレからの脱却と経済の好循環の実現に向け
て取り組むにあたり、労使がその役割を果たし
ていくことは共通認識としたものの、3年連続
での賃上げなど、個別の論点については双方の
考え方には隔たりがあります。
電機連合の主張ポイントは次の通りです。
【電機連合の主張】
(1)電機連合の産別統一闘争は、労使双方に
とって個別労使の枠を越え、電機産業の
発展について論議ができる重要な場であ
ると考える。あらためて電機産業労使で
の真摯な論議の場としていきたい。
(2)電機連合は、「3つの不安を確実に払拭し
デフレからの脱却と経済の好循環の実現」
をめざしている。賃金の社会性が、より
重要になってきた新たな時代の闘争は
「社会的責任型」である。
賃金闘争における相場形成・全体への波
及など、電機産業労使が果たすべき役割
は大きい。
(3)マクロ経済でみても実質賃金は目減りを
しており、この2年間の賃上げによっても
組合員の生活実態は、実質生活の維持に
とどまっている。デフレ脱却を確実なも
のとするためには、今後も継続した賃上
げが必要であり、個人消費の喚起を促す
月例賃金にこだわりたい。
(4)賃金を基本として、労働時間やワーク・
ライフ・バランス、キャリア形成、女性
の活躍推進、エイジフリー対応などさま
ざまな「人への投資」による電機産業の
持続的成長と経済の好循環をめざすこと
が必要。
(5)バリューチェーンにおける付加価値を適
正に評価し、それを「人への投資」、設
備投資、研究開発投資に用いることによ
り、強固な国内事業基盤と企業の持続的
成長を実現していくことが重要である。
経営側にもご理解をいただきたい。
(6)電機連合が実施した「雇用形態別実態調査」
によれば、間接雇用労働者は2008年度調査
から約11%減少し、正社員が4.5%増加、直
接雇用が約6%増加となった。この間の雇用
のあり方に関する考え方を確認したい。
(7)デフレ脱却と経済の好循環の実現および
電機産業の発展・成長に向けて、「人へ
の投資」が重要であることの共通認識は
できたが、個別の論点については労使双
方の主張には隔たりがある。
今後の議論を深めていきたい。
・・・第2回産別労使交渉は、2月29日の予定です。
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