2015年10月07日
給付型奨学金制度の導入・拡充と教育費負担の軽減を求める署名活動http://www.rofuku.net/
給付型奨学金制度の導入・拡充と
教育費負担の軽減を求める署名活動
http://www.rofuku.net/
{期間}2015年10月〜2016年1月
{趣旨}
大学の学費の高騰と家計収入の減少
により、今や大学生の2人に1人が、
何らかの「奨学金」を利用しています。
さらに、不安定雇用や低賃金労働の
拡大により、卒業しても返済に苦しみ、
「返したくても返せない」人たちが増
加しています。
諸外国では高等教育の無償化や給付型
奨学金が主流となっており、貸与に頼
り切った日本の制度は特異な存在です。
貸与型奨学金制度は卒業後の安定した
雇用が前提であり、雇用の不安定化を
進めながら、高額の教育費を個人にの
み負わせるシステムは限界に達してい
ます。
その矛盾が、若者たちが数百万円とい
う奨学金返済(借金)を背負って社会
に出ていくという形で象徴的に現れて
いるのです。今の状況が続けば、貧困
の連鎖にとどまらず、中間層までもが
結婚・出産・子育てが困難となり、少
子化・人口減を更に加速しかねません。
未来を担う若者を社会全体で支え、持
続可能な社会にするため、私たちは以
下の奨学金制度の改善と教育費負担の
軽減を求めます。
{内容}
1.貸与型から給付型へ、奨学金制度
を抜本的に転換するよう求めます。
速やかに大学等において国の給付
型奨学金制度を導入するとともに、
高校を含めて拡充してください。
2.貸与型奨学金は無利子とし、延滞
金は廃止(廃止までの間、返済金
は元金・利息・延滞金の順に充当)
してください。また、所得に応じ
た無理のない返済制度をつくり、
返済困難者の実情に即して適切な
救済を行ってください。
3.大学等の学費の引き下げや授業料
減免の拡充等の政策を実行してく
ださい。
{目標}300万筆を上回ることを目指す。
{集約}10月〜2016年1月
一次:11月末
二次:12月末
最終:01月末
※署名は、政府へ提出する以外の目的で
使用致しません。