2014年12月01日
【拡大する格差を是正し、暮らしの底上げを!】
【拡大する格差を是正し、暮らしの底上げを!】
デフレ脱却、経済成長を掲げた成長戦略でも、
実質賃金は低下しています。
最低賃金も、物価上昇に追いつかないのが
現状です。
第二次安倍改造内閣が目指す規制緩和で、
さらなる格差拡大が懸念されます。
2012年12月、デフレ脱却と経済成長を実現
する為に、大胆な金融緩和、財政政策など
3本の矢”を放つと宣言して安倍政権が
スタートしました。
“アベノミクス”と言われるその政策は、
私たち働く者とその家族の生活にどんな
変化をもたらしたのでしょうか?
実質賃金の下落に歯止めがかかっていない
のが現状。連合は今年の春季生活闘争で、
正規・非正規、組織・未組織などにかかわ
りなく、すべての働くものの処遇改善実現
を目指し、月例賃金にこだわる闘いを進め
てきました。その結果、中小企業を含めた
多くの企業において賃上げを獲得できまし
たが、物価上昇が止まらないため、働く人
の暮らしは以前より苦しくなっているのです。
「成長」を掲げながら、実質的には働く人
の暮らしがいっこうに向上しないというと
ころに“アベノミクス”の本質があること
を見逃してはなりません。
「一強政治」「独裁政治」にNOを!
与党に対抗しうる野党の存在がなければ、
自民党の政権運営はますます独裁的なもの
になります。
今回の総選挙のもう1 つの大きな意義は、
「一強政治にNO」を突きつけることにあ
ります。
「多弱」の野党が分立していては自民党
を利するだけです。多くの野党を民主党が
リーダーシップをとってまとめていかなけ
ればなりません。
【今こそ、流れを変える時!】