2014年09月20日
電機連合 秋季組織強化期間
電機連合 秋季組織強化期間
電機連合は、それぞれ独自性を持つ単組・一括加盟組合が、
信義と友愛を大切にしながら強く結び付いて行動する「連
帯と挑戦の拠点」であり、例年10月〜12月の秋季組織強化
期間には、さまざまな課題・問題点について、意識・認識
を共有し、連帯を深めることを目的に、それぞれの組織で
検討・論議、または取り組みを行うことにしています。
本年は6つの柱について、組合員のみなさんに理解を深め
ていただく取り組みを進めます。
1.労働政策
<1>2015年総合労働条件改善闘争に向けての取り組み
2015年闘争は、2年サイクルの総合労働条件改善闘争の
中間年の取り組みとして位置づけ、賃金・一時金を中
心とした取り組みとします。
要求項目と要求基準については、第101回中央委員会
(2015年)に向けて、労働政策委員会および労協・法
規政策委員会を中心に論議を行います。
(1)賃金改善の取り組み
(2)中堅・中小労組との連携・支援体制の構築
<2>産別統一闘争強化に向けた取り組み
・電機連合「総合労働政策」
電機連合の政策・指針・指標などの関連性を明確にし、
課題項目ごとに各政策等が示している考え方を整理・
整備
・2つの指標の設定
(1)賃金・労働協約など各種労働条件項目における
数段階の目標数値
(2)各種労働条件調査結果の実態数値を数段階の基準
として設定したもの
<3>職場点検活動の強化を図る取り組み
(1)安全衛生対策に関する取り組み
(2)男女平等政策の推進に向けた取り組み
<4>ワーク・ライフ・バランス実現のための取り組み
(1)職場への取り組み(職場周知・点検活動の実施)
(2)電機連合の取り組み
(オルグにおける労働時間支援強化)
(3)「労働協約関係到達状況チェックシート」の活用
<5>労働関係諸法等への対応
秋季組織強化期間の取り組みに関連する労働法制の
理解を深めるため、「雇用法制セミナー」を開催し
ます。労働法制の動向に加え、政府で論議されてい
る労働規制緩和の動向等についても情報共有を図ります。
2.組織拡大
<1>組織拡大に向けた取り組み
連合が取り組む「1000万連合」実現プランへの対応
を踏まえ、これまでの方針の一部見直し(補強)を
図り、従来以上に積極的に組織拡大を推進していく。
<2>地協における地場企業の組織拡大に向けた取り組み
地協からの活動報告にもとづき、地域の電機産業で
働く未組織労働者の新規組織化と電機産業に関わる
産別未加盟組合に対する加盟促進を行います。
3.産業政策
電機産業を持続的に発展させ、雇用の維持・創出を
図るためには産業政策の強化がますます重要になっ
ています。
産業政策の取り組みでは、一企業労使で直接的に影
響力を発揮できない国の政策・制度(法・予算関連)
における事項について、加盟組合と連携しながら電
機連合の見解を取りまとめ、政党・省庁と協議して
います。
4.政治活動
わたしたちの生活改善や生活を支える電機産業の発
展を政治の面から実現させていくためには、組織内
議員や協力議員の政治活動を支えていくことが必要
であり、引き続き取り組みを行っていきます。
5.「くらしの法律相談」の周知
「くらしの法律相談」については、2002年度から
地協に展開しており、全地協で42ヵ所の相談窓口を
設置しています。
2012年度の相談件数は359件でした。
総合的なセーフティネットの充実の観点から周知を
行います。
6.共済制度推進
組合員とその家族の将来の安心を提供するため、
運営体制の強化を進めていきます。秋季組織強化期
間に、共済推進方針の周知を進めていきます。