2014年07月31日
年金積立金はだれのもの?〜 わたしたちの年金が狙われている! 〜
年金積立金はだれのもの?
〜 わたしたちの年金が狙われている! 〜
■安倍政権の成長戦略(日本再興戦略)は、
「立地競争力の更なる強化」施策の一つとし
て公的年金などの資金運用のあり方につい
て検討するとしており、2013年11月には株
式などのリスク性資産割合を高める内容を
中心とした有識者会議「報告書」がまとめ
られました。
■今後、厚生年金・国民年金の積立金を管理・
運用するGPIF※の運用委員会において、報
告書にもとづいたポートフォリオ(資産構
成割合)見直しの検討が進められることが
予想されます。
※GPIF:年金積立金管理運用独立行政法人
運用資産額は120.5兆円(2012年度末)
■公的年金の積立金は労使(国民年金は個人)
が支払った保険料の一部であり、立地競争力
強化や金融・資本市場の成長のために積み立
てられた資産ではありません。
将来の保険給付の貴重な財源として、厚生年
金保険法等の規定にもとづき、加入者・受給
者の利益のために長期的な視点から安全かつ
確実に運用すべき資産です。
■電機連合は、わたしたちの年金を守るため、
連合と連携して政府・政党などへの働きかけを
行っていきます。
ぜひ、ご覧下さい。
○年金積立金管理運用独立行政法人:管理・運用状況
http://www.gpif.go.jp/operation/
○連合:みんなで学ぼう年金制度(安心・信頼できる年金制度を!)
http://www.jtuc-rengo.or.jp/kurashi/nenkinkaikaku/manabu/
〜 魅力ある企業づくりをめざして 〜
○電機連合の産業政策
http://www.jeiu.or.jp/nakama/yuni_006/
電機連合の重要な仕事の一つに産業政策があります。
電機・電子・情報関連産業の健全な発展は、私達の
共通の願いです。
急速に進むIT化社会への対応や「環境・エネルギー
問題」、能力開発教育訓練の強化、最近では情報化関
連施策の拡大に向けた政府予算への要請など、政党、
行政業界団体等と連携をしながら、取り組みを図って
います。
現在、産業政策部を中心とし、「第6次産業政策」を
ふまえて、魅力ある産業づくりに向けた産業政策活動
を展開し、その実現に取り組んでいます。
このために行政(経済産業省・総務省等)や業界団体
との定期的な協議を行いながら、電機連合政策・制度
改革フォーラムを通じ、中央・地方レベルで政策制度
課題の実現をめざしています。