2014年06月26日
「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現キャンペーン」街宣行動http://www.jtuc-rengo.or.jp/stopthekakusa
「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現キャンペーン」街宣行動
http://www.jtuc-rengo.or.jp/stopthekakusa/
{日時}2014年6月26日(木)18:00-19:00
{場所}千葉駅クリスタルドーム前
{器材}ビラ(ティッシュ)
{規模}約100名(各産別、連合千葉推薦議員団他)
http://chiba.jtuc-rengo.jp/
{参加}電機千葉より、7名参加
http://www.jeiu.jp/chiba/
{連合}連合は、労働者保護ルールの改悪に断固反対します!
http://www.jtuc-rengo.or.jp/stopthekakusa/
「世界で一番企業が活躍しやすい国」には
働く私たちが犠牲になるという落とし穴が。
○「成長戦略実行国会」の危ない動きに注目!
政府は、日本の経済を立て直すため「世界で一番企業が
活躍しやすい国」を目指すという名目で、労働者保護ル
ールを改悪しようとしています。
その一つとして、「国家戦略特区」構想のもと、特区内
の企業における解雇や労働時間などの規制を緩和するこ
とが検討されました。解雇の自由化や労働時間規制の緩
和については、「解雇特区」「残業代ゼロ」との批判を
受け見送りとなりました。しかし、再浮上する可能性が
高く、まだまだ予断を許しません。そして派遣労働につ
いて、雇用が不安定で低処遇のまま大幅に規制を緩和し
ようとしています。
いったいなぜ、政府はわざわざ「特区」という特例を作
ったり、2012年にようやく労働者保護が強化されたばか
りの労働者派遣法を見直したりしてまで、労働者保護ル
ールを変えようとしているのでしょうか?
○狙いは、「働かせ方」「辞めさせ方」の自由化。
これまで政府は「失業なき労働移動」、「多様で柔軟な
働き方を実現する」ために、解雇の金銭解決制度や、残
業代ゼロ制度、勤務地や仕事内容などを限定した正社員
制度などの労働規制緩和を検討してきました。
しかしその狙いは、解雇の自由化であり、無償・長時間
労働の強要です。
この背景には、業績に合わせて自由に解雇できるように
したい、残業代など労働者にかかるコストを抑えたいと
いう企業の論理があります。政府が力説する「世界で一
番企業が活躍しやすい国」とは、働く私たちの「働かせ
方」や「辞めさせ方」を会社が勝手に決められるように
する考え方に他ならず、働く側の意思は全く尊重されて
いません。
○正規も非正規も働くすべての人にかかわる重大問題。
いま進められている労働規制緩和は、労働者の権利を守
る最低限のルールまでも見直そうというものです。これ
まで長い年月をかけて働くすべての人を保護するために
整備されてきた基本的な法制度が徐々に骨抜きにされ、
会社に都合のよい制度に変えられようとしています。
働く人の9割が雇用労働者であるこの国で、企業優先の
制度を認めれば、ただでさえ不安定な雇用環境がさらに
不安定になり、非正規で働く人も正社員として働く人も、
安心して働くことなどできません。労働者保護ルールの
改悪は、働くすべての人に大きな影響を及ぼす問題なのです。
●連合は、労働者保護ルールの改悪に断固反対します!
{参考}連合「なんでも労働相談ダイヤル」相談集計報告
http://www.jtuc-rengo.or.jp/soudan/soudan_report/index.html
{相談}労働組合作り・加入、労働問題のご相談は連合へ
全国共通フリーダイヤル0120-154-052へ
http://www.jtuc-rengo.or.jp/soudan/tel_soudan/index.html