2014年05月11日
【御礼報告】2014年「SAKURAプロジェクト」「アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈ろう」キャンペーン
【御礼報告】2014年「SAKURAプロジェクト」
「アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈ろう」キャンペーン
今回、電機千葉加盟組織の皆さんのご協力で、組合員皆さんから38個の
ランドセルをご提供頂きました。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
また、今回も沢山のランドセルに未使用の学用品(ノート、鉛筆、色鉛筆
鉛筆削り、消しゴム、ボールペン)を入れていただきました。
アフガニスタンの子どもたちへ届けます。
【お詫びとご連絡】
今回皆様にご提供頂きました未使用の学用品で、(ノート、鉛筆、色鉛筆、
鉛筆削り、消しゴム、ボールペン)以外は、送付することができません。
事務局にて選別させていただきました。皆様のご理解をお願い致します
「SAKURAプロジェクト」
「アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈ろう」キャンペーン
千葉地方協議会としての本取り組みは、今年で2年目となります。
(電機連合としては11年目です。)
その目的は、現地の人々の子どもの教育に対する意識を高めるとともに、
子ども(特に女子)が教育を受ける機会を増やすことにあります。
日本の子どもたちが、小学校入学とともにランドセルを背負い通学する
ことは日常的な光景ですが、アフガニスタンでは、長く続いた紛争が
2001年に終結したものの、教師や学校施設の不足、家庭の貧困、などを
理由にいまだ多くの子どもたちが学校教育を受けられていません。
特に女性は旧タリバン政権時代に女子教育の必要性が認められていなか
ったこともあり、15歳以上の女性の非識字率は87%にのぼります。
教育を受けられないまま、そして保健や衛生に関する知識を身につけら
れないまま、結婚・出産をするケースも多く、日本に比べ、妊産婦の死
亡率は90倍、5歳未満時の死亡率は60倍となっています。
教育を受けることで救われる命がたくさんあるのです。これまでの取り
組みによって、ランドセルを男女に平等に配ることで「女の子も男の子
と同様に学校へ通うのが当たり前」という考えが地域で根づきはじめて
います。
また、日本の子どもたちが6年間大事につかってきたランドセルを贈る
ことで、日本の子どもたちに海外には学校に行きたくても行けない子
どもがいることを知り、また、自分が使ってきたものがリユース(再利用)
できることを通じてモノを大切に使うことの大事さを学ぶことにつなげ
ていくことも、このキャンペーンの目指すところです。
2014年5月11日 電機連合千葉地方協議会事務局