2014年02月19日
電機連合「政策ニュース」(社会)No.2(社会)国の予算審議はどんな状況なの?
電機連合「政策ニュース」(社会)No.2
(社会)国の予算審議はどんな状況なの?
今回、労働法制や社会政策など、組合員皆さんが注目するトピックを中心に、
「JEIU政策ニュース」を発行します。
【No.1 内容】
(社会)国の予算審議はどんな状況なの?
■2013年度補正予算は多くの課題を指摘されつつも2月6日に成立しました。
・総額は約5.5兆円であり、当初予算と合わせた2013年度予算総額は約98兆円、
史上4番目の規模となりました。
・被災地の復興・再生が道半ばであるにも関わらず、復興特別法人税の1年前
倒し廃止のための補填が盛り込まれています。
・低所得者等への影響緩和、女性・若者・高齢者向け施策など必要性が認めら
れる項目がある一方、オリンピックや防災・減災に乗じて旧来型の新規・大
型建設中心の公共事業投資が行われる懸念があります。
・有識者にムダ遣いと判断され2014年度予算案からカットされた事業のうち、
少なくとも8割(約3,600億円)が補正予算として復活していることが指摘
されています。
■現在開催されている第186回国会において、補正予算に引き続き審議されて
いる2014年度予算案に対して、消費税率引上げ分の全額が社会保障の財源と
されることや、真に暮らしの安定・安心につながる予算となるかどうか注視
が必要です。
ぜひ、ご覧下さい。
○連合:2013年度補正予算成立についての談話
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/danwa/2014/20140207_1391748643.html
○財務省:わが国の財政状況
http://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/index.html
〜 魅力ある企業づくりをめざして 〜
○電機連合の産業政策
http://www.jeiu.or.jp/nakama/yuni_006/
電機連合の重要な仕事の一つに産業政策があります。
電機・電子・情報関連産業の健全な発展は、私達の共通の願いです。
急速に進むIT化社会への対応や「環境・エネルギー問題」、能力開発教育訓練の
強化、最近では情報化関連施策の拡大に向けた政府予算への要請など、政党、行政
業界団体等と連携をしながら、取り組みを図っています。
現在、産業政策部を中心とし、「第6次産業政策」をふまえて、魅力ある産業づくりに
向けた産業政策活動を展開し、その実現に取り組んでいます。
このために行政(経済産業省・総務省等)や業界団体との定期的な協議を行いながら、
電機連合政策・制度改革フォーラムを通じ、中央・地方レベルで政策制度課題の実現を
めざしています。