2014年01月03日
新年のご挨拶 参議院議員 加藤敏幸
新年のご挨拶 参議院議員 加藤敏幸
https://kato-toshiyuki.com/
電機連合の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
また日頃より多くのご支援、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
さて、一昨年末の政権交代後、自・公政権による、景気対策優先の政治が
続いています。
ちょうど、日本経済は回復基調にあり、民主党としても国民生活の安心と
安定には経済成長は必要不可欠と考えておりますので、責任ある野党とし
て、審議の遅延工作や妨害などをせず、政策ごとに是々非々で対応をしております。
衆・参の“ねじれ”が解消したことで、昨秋の臨時国会における与党の国
会運営には強引さが見られましたが、これに対し民主党は、野党連携の要
（かなめ）として、法案審議に十分な時間をかけさせ、さらにいくつかの
法案について修正を行わせるなど、院内で一定の役割をはたしてきました。
また、民主党は政権時代に立案した政策提言や法律案を実現化することに
も責任を全うしています。例えば、私が昨秋の臨時国会で審議にかかわっ
た「電気事業法改正案」、「独占禁止法改正案」、「消費者裁判手続き特
例法案」などは民主党時代に作られたものです。
これらの法案は、自民党内で先送りしようとする動きも一部ありました。
さらに、「社会保障と税の一体改革」に関する自民・公明・民主の協議で
は、きちんとした改革案を持っている民主党抜きでは深まった議論は期待
できません。
本年は、国会内での民主党の役割を意識しながら、国民生活を守り、勤労
者の雇用保障と労働条件の向上にむけた政策の実現に向け、より積極的に
行動していきたいと思います。
電機連合の皆さんも、地域における民主党の活動、あるいはマスコミやイ
ンターネットなどで提供される民主党の行動を注視され、必要があれば、
様々なアドバイス、叱責をいただきたいと思います。
電機産業は世界各国の企業との激しい競争下におかれていますが、まずは
雇用を守る立場を貫徹し、そして再び世界をリードする産業へと大きく脱
皮させるために政・労・使が協力して国家的戦略を打ち立ていかなければ
なりません。
私もこの一年間、「ものづくり力」強化のための政策実現に向け、国会の
内外で全力を尽くしていきたいと思います。
最後に、電機連合の皆さま方とご家族のご健康をお祈りし、新年にあたっ
てのご挨拶といたします。本年もよろしくお願いいたします。
以上
