2013年10月12日
【御礼報告】電機連合千葉地方協議会2013年「SAKURAプロジェクト」
【御礼報告】電機連合千葉地方協議会
2013年「SAKURAプロジェクト」
今期より、電機連合千葉地方協議会は、本取り組みを
実施し、加盟組織の皆様のご協力を頂き【41個】の
ランドセルをアフガニスタンの子供たちへ送ることが
できました。
加盟組織皆様、並びに組合員ご家族の皆様に心から
感謝申し上げます。
本取り組みは、今年で10 年目の取り組みとなります。
その目的は、現地の人々の子どもの教育に対する意識を
高めるとともに、子ども(特に女子)が教育を受ける
機会を増やすことにあります。
日本の子どもたちが、小学校入学とともにランドセルを
背負い通学することは日常的な光景ですが、アフガニス
タンでは、長く続いた紛争が2001年に終結したものの、
教師や学校施設の不足、家庭の貧困、などを理由にいまだ
多くの子どもたちが学校教育を受けられていません。
特に女性は旧タリバン政権時代に女子教育の必要性が認め
られていなかったこともあり、15歳以上の女性の非識字率
は87%にのぼります。教育を受けられないまま、そして保健
や衛生に関する知識を身につけられないまま、結婚・出産
をするケースも多く、日本に比べ、妊産婦の死亡率は90倍、
5歳未満時の死亡率は60倍となっています。
教育を受けることで救われる命がたくさんあるのです。
これまでの取り組みによって、ランドセルを男女に平等に
配ることで「女の子も男の子と同様に学校へ通うのが当た
り前」という考えが地域で根づきはじめています。
また、日本の子どもたちが6年間大事につかってきたランド
セルを贈ることで、日本の子どもたちに海外には学校に行き
たくても行けない子どもがいることを知り、また、自分が使
ってきたものがリユース(再利用)できることを通じてモノ
を大切に使うことの大事さを学ぶことにつなげていくことも、
このキャンペーンの目指す目的です。
2013年10月12日
電機連合千葉地方協議会 事務局