2014年06月13日
エネルギー関連施設見学研修会へ行ってきました
6月13日(金)〜14日(土)流通対策部会の企画である「エネルギー関連施設
見学研修会」が加盟組合の営業系労組役員10名と電機本部役員1名の参加で実施
されました。
先ずは、岐阜県土岐市にある「核融合科学研究所」を訪問し見学させて頂きました
地球にやさしい将来のエネルギーとして「核融合」の基礎研究がされており、化石
燃料ではなく、海水からエネルギー源を確保しようとする画期的な考えのもと研究
が進められていました。課題はまだまだ多くあり、実用化まで30年以上必要であ
ること、核融合施設1基で原発1基分のエネルギー(240万世帯)が発電できる
計画であるが、費用は原発1基の2倍、1〜2兆円は掛かるとのこと。夢のある研
究であるが、まだまだ時間が掛かると感じました。
続いて、岐阜県恵那市にある「恵那 銀の森」を訪問し、渡邊大作社長より、メガ
ソーラーの建設から、自然エネルギーを利用してのものつくりについての熱い想い
を講演して頂きました。銀の森では自然エネルギー100%の自給工場を目指しピザや
ケーキをつくり販売をしております。「夢を持ち希望を持ち続ければチャンスは
やってくる」とメッセージを頂きました。
宿となる大町温泉では、電機本部 住川中執より「電機連合第3次エネルギー政策」
について、説明を頂き、意見交換をさせていただきました。
翌日は、トローリーバスに乗って、黒部ダム見学に行きました。気温11℃とまだ
まだ寒い中ではありますが、くろよん(黒部川第四発電所)建設の歴史、水力発電
の仕組みについて学び、有意義な見学となりました。
梅雨の期間中での開催となりましたが、雨に降られることなく、エネルギーの現在、
過去、未来を見学でき、充実した研修会となりました。